みつだ内科クリニック

一般内科、消化器内科、小児科

南草津駅から徒歩10分駐車場57台完備

プラセンタ注射

アイコン プラセンタとは?

プラセンタ(Placenta)とは、英語で「胎盤」を意味します。
人の胎盤は、直径0.1mmほどの受精卵をわずか10ヶ月で3kgもの胎児に成長させるほど、栄養がぎっしり詰まった組織です。

40代、50代の女性に多い更年期障害は、ほてり・発汗・イライラ・不眠・気分の落ち込みなど、心身にさまざまな不調を引き起こします。
南草津の「みつだ内科クリニック」では、プラセンタ注射などによる更年期ケアを行っております。
「年齢のせい」とあきらめずに、つらい症状はお気軽にご相談ください。

プラセンタ注射の特徴

プラセンタ注射は人の胎盤から抽出したエキスを、毛細血管へ直接注入する施術です。 注射で摂取すれば有効成分は患部へダイレクトに伝わり、効率よく効果を得られます。 注射で入ったプラセンタエキスは、代謝で薄まることもなく全身に行き渡るのです。

市販の錠剤で摂取すると

市販のプラセンタ錠剤や美容液などの多くは、豚や馬などの動物の胎盤から作られています。 服用したプラセンタエキスは、消化液によって分解された後に吸収されるので、注射と比べると効率が悪いです。

プラセンタ注射の効果

プラセンタ注射の主な効果は以下の通りです:
効果1.疲労回復
・体力アップ
・集中力アップ
・睡眠の質アップ
プラセンタ注射は細胞を元気にする効果があります。
疲労感を抑えて、体力の回復スピードがアップ。
疲れが取れると仕事のやる気も上がって精力的な活動ができます。
効果2.血行促進
・体のコリ、痛みの改善
・冷え性の改善
・むくみの改善
プラセンタ注射は造血組織を活性化して血行を良くします。
血液には摂取した栄養を身体全体に届ける役割があり、血液がスムーズに流れていれば、摂取したエネルギーが無駄になりません。
例えば筋肉が血液に溶け込んだ酸素を吸収することで、筋疲労が和らいで肩こりや腰痛が改善されます。
効果3.抗炎症・抗酸化
・アンチエイジング
・美白、肌荒れ改善
・自然治癒能力アップ
プラセンタ注射を受けると、身体のダメージを修復するのに必要なエネルギーが増加します。
それは外傷の治癒だけでなく、老化による衰えも緩やかにするので、若々しさを保ちたい人にもおすすめ。
コラーゲンやヒアルロン酸といった美容成分も増やすので、肌や髪が健康で美しくなります。
効果4.免疫力向上
・ウィルスの免疫アップ
・アレルギーの免疫アップ
プラセンタ注射は、免疫力アップにもつながります。
通常、免疫は疲労や老化によっても低下していくものです。
プラセンタ注射は疲労も老化も予防するので、ウィルスやアレルギーなどに負けない元気な細胞が増えます。
効果5.肝機能改善
・肝炎、肝疾患の治療
・二日酔い予防
プラセンタ注射は元々、肝機能を修復する医薬品として活用されていました。
肝臓は、体に有害な物質の毒素を減らして排泄させる、解毒作用があります。
アルコールの分解も早めてくれるので、飲みに行くことが多い方、酔いが不安な方にもおすすめです。
効果6.ホルモンバランスの改善
・更年期障害の治療(ホットフラッシュ、イライラ、体のほてり)
・生理不順の改善
・乳汁分泌不全の治療
プラセンタ注射は女性にある生理的機能を復調する作用があります。
ホルモン製剤ではないので、ホルモン療法と比べると副作用が少ないです。
更年期に伴ったほてりや多汗、動機、苛つき、自律神経の乱れを抑える効果も期待できます。
男性の方でも多く注射を受けられています。

プラセンタ注射の料金

保険診療
対象年齢 45歳〜59歳
初診 1,050円 (1A 2ml)
2回目以降 530円 (1A 2ml)

自費診療 (初診料・再診料無料)
1A (2ml) 1,100円
2A (4ml) 1,800円
3A (6ml) 2,300円
4A (8ml) 2,700円

プラセンタはラエンネック、メルスモンの両方を取り扱っております。

プラセンタ注射は45歳~59歳の方は保険診療で受診も可能です。
プラセンタ注射は継続的にご利用になる方が多いため、治療費は安価にしています。
プラセンタ注射は、元々は美容目的ではなく、肝臓やホルモンバランスの改善に使用されていた施術です。
近年では疲労回復や美容の効果に注目が集まっており、当院にも綺麗になりたいから自費診療で受けたいという患者様が増えています。

プラセンタ注射の施術頻度・打ち方

プラセンタ注射を受ける頻度は、患者様の状態や目的次第です。
通常は週2~3回受けて、効果を実感される方が多いです。
時間が取れない方は、回数を減らし、1回の注入量を増やす場合もあります。
基本的には一度の施術で終わらせるのではなく、適切な頻度で注入して徐々に体の調子を改善していくのがオススメです。

プラセンタ注射に使用する注入剤

当院はプラセンタ注射に「ラエンネック」と「メルスモン」と呼ばれる注入剤を使用しています。
ラエンネックは、肝臓疾患の治療薬として有効。メルスモンは、主には更年期障害や乳汁分泌不全の治療薬として有効です。
どちらも人の胎盤から作られた国産の医薬品で、栄養豊富で細胞を活性化させる働きがあり、美容効果も得られます。

プラセンタ注射は男性でも受けられる?

プラセンタ注射は、女性のホルモンバランスを整える作用も注目されていることから「女性向けの施術」ではないかと思う人もいるでしょう。
更年期障害も女性の問題というイメージを持たれる方が多いようですが、実は男性にも更年期障害はあり、治療にプラセンタ注射が活用されることがあります。
もちろん、肝臓治療や疲労回復を目的とする男性も大歓迎です。

プラセンタの歴史

古くから認められたプラセンタの効果

プラセンタの効果は古くから世界中で注目されており、特に若返りや美肌効果が認められています。
紀元前4世紀の西洋では、医学の父と知られる古代ギリシャの医者ヒポクラテスによってプラセンタが治療に用いられ、 その後の中世ヨーロッパでは不妊症、脳梗塞、てんかんなどの治療薬として使用されていたといわれています。

歴史上の人物たちも愛用
古代エジプトのクレオパトラやフランスの王妃マリー・アントワネットも、若返りを目的にプラセンタを用いていたと伝えられています。
中国では、古くからプラセンタが漢方薬として親しまれていました。紀元前の時代、秦の始皇帝が不老長寿の妙薬としてプラセンタを使用していたことが知られています。

世界三大美女の楊貴妃も、若さと美貌を保つためにプラセンタを使っていたといわれています。
日本でも江戸時代に、加賀藩の秘薬といわれた昆元丹(こげんたん)にプラセンタが処方され、民間薬として使われていたとの記録が残っています。
近年

近年になると、プラセンタは医療用として本格的に研究されるようになりました。第二次世界大戦末期の日本では、京都大学の三林教授がプラセンタの医学的効能に着目し、栄養剤が開発されました。
その後、1956年には更年期障害と乳汁分泌不全の治療薬であるプラセンタ注射の「メルスモン」が発売されました。
1959年には久留米大学の稗田博士によって、プラセンタ抽出エキスによる肝臓病の治療薬である「ラエンネック」が発表されています。
この薬は、40年以上経った今日でも肝炎の治療薬として医療現場で使用されています。
プラセンタからつくられた肝臓病の治療薬は、肝細胞の組成を促して肝機能を高め、全身の免疫力を高めるなどの効果があるといわれています。
プラセンタには、衰え始めた身体機能を根本から立て直す働きがあるといわれ、若返りの効果が期待されています。

プラセンタ注射で元気に!

プラセンタ注射で体も心も元気になろう!
プラセンタ注射は、豊富な栄養をしっかりと吸収して、元気になれる施術です。
「最近、疲れ気味で肌がカサつく・・・」「寝つきが悪く、肩こりや頭痛がひどい」
そんな方は、プラセンタ注射で元気を取り戻しましょう。

更年期障害・女性の更年期

更年期にあらわれる・ほてり・疲れやすさ・イライラ・不眠などの不調でお困りの方へ。
南草津の「みつだ内科クリニック」では、保険適用のプラセンタ注射による更年期治療を行っています。

更年期障害

更年期障害は、性ホルモンの低下に伴ってみられる症状(更年期症状)によって、日常生活に影響が及んだ状態です。
女性の場合も男性の場合も、更年期障害の主な原因は性ホルモンの低下です。
女性の場合はエストロゲン、男性の場合はテストステロンというホルモンの低下が、さまざまな更年期症状を引き起こします。

女性更年期とは?

女性の更年期は、閉経をはさんで前後各5年ほど、合計約10年間を指します。
閉経の時期には個人差がありますが、大体50歳ぐらいが平均的な閉経年齢です。
閉経を50歳とした場合、45歳~55歳が更年期にあたります。
この年齢以外でも更年期の症状がつらくて、日常生活に支障を来すような場合を「更年期障害」といいます。

症状

身体的症状
ほてり、のぼせ、発汗などのホットフラッシュ、めまい、動機、頭痛、腰や関節の痛み、冷え、しびれ、疲れやすい
精神的症状
気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠

治療法

更年期障害の治療法にはホルモン補充療法とプラセンタ注射があります。
ホルモン補充療法は更年期障害の一般的な治療法とされていますが、血栓症、乳がん、子宮体がんのリスクを管理しながら進める必要があり、副作用を心配される方が多い治療です。
そこで、当院では副作用が殆どないプラセンタ注射を行っております。

「プラセンタは、みるみる全快!というわけではないのですが、いざ治療を止めると『先生、やっぱり打っていただいていたほうが調子がよかったです』と患者さんが戻っていらっしゃる。
説明しきれない力を秘めた不思議な治療法だなと感じます」


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