 ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)
            ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)
        
        
            ピロリ菌|南草津みつだ内科クリニック
            ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)とは、「ウレアーゼ」という酵素をもち、アンモニアを作り出して自身の周りにある強酸性の胃酸を中和させることで、胃の中へ住む細菌です。
        
 
             
             
             
             
            
             
            
             
        ピロリ菌に感染すると…
                    ピロリ菌に感染すると、慢性的な胃炎が引き起こされます。
                    胃炎の状態が長く続くと萎縮性胃炎へ進展し、潰瘍やがんなどの発症リスクが上昇します。
                    ピロリ菌に感染しているかどうかは、胃カメラ検査によって調べることが可能です。
                    日本でのピロリ菌感染は少なくとも3000万人以上といわれています。
                    特に50歳以上の人で感染している割合が高いと言われています。
                    当該世代の方はぜひ、検査を受けることをおすすめします。
                
 
                ピロリ菌が原因または関係する病気
▪胃がん
▪機能性ディスペプシア(上腹部不定愁訴)
▪特発性血小板減少性紫斑病
▪鉄欠乏性貧血
こんな方におすすめします
                ☑ピロリ菌感染症や胃がんの家族歴がある人
                ☑胃カメラ(内視鏡)検査やピロリ菌検査を受けたことがない30歳以上の方
                ☑除菌治療後に判定を受けていない人
            
ピロリ菌の検査方法
胃カメラ検査を用いてピロリ菌検査
 
                    
                            まずピロリ菌が現在も胃に感染しているのか、それとも過去に感染していたのかを確認するため胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)を行い、感染の有無を推定します。
                            ※ABC検診という血液による検診でピロリ菌感染を指摘される場合もあります。
                            ※他院で半年以内に胃カメラ検査を受けられている方で当院での除菌治療をご希望の場合は保険適応で検査可能です。
                            ・鏡検法(きょうけんほう)
                            胃カメラで採取した胃粘膜の組織を顕微鏡で観察し、ピロリ菌がいるかどうかを調べます。
                        
 
                            
                        胃カメラ検査を用いないピロリ菌検査(半年以内に胃カメラをされている方対象)
 
                
                            ・尿素呼気検査
                            当院ではヘリコバクターピロリ菌が除菌できているかどうかの検査には確実性の高い呼気試験を積極的にお勧めしております。
                            容器に息を2回吐いていただき、呼気に含まれる二酸化炭素を調べる検査です。
                            ピロリ菌が出すウレアーゼは、尿素を二酸化炭素とアンモニアに分解します。この時、二酸化炭素は呼気の中に出てきます。
                            2回息を袋に吹き込んで頂くだけの検査で、30分ほどで終わります。
                            精度も優れているため、除菌治療をした後、完全に除菌できているかを調べるためによく利用されています。
                        
 
                        血液にある抗ピロリ菌IgG抗体を調べる検査です。
内服薬の影響を受けない検査ですので、胃潰瘍薬を服薬している方も受けられます。ただし、抗体の数は除菌治療に成功したからといってすぐに減るものではないため、今感染しているのか、過去に感染していたのかについては判断ができません。
 
                    ピロリ菌の除菌
                        ピロリ菌の除菌治療は、一次除菌、二次除菌が用意されており、一次除菌の成功率が約90%、二次除菌の成功率がほぼ100%となっています。
                        三次除菌が必要となるケースは稀ですが、その場合は自費診療となります。
                        
                        除菌治療の成功率は100%ではありません。
                        薬を飲み終えて8週間以上経過すれば除菌が成功したかどうかわかりますので、お越しいただいて検査をいたします。
                    
 
                    一次除菌
                        2種類の抗菌薬と胃酸の分泌を抑える薬の計3剤を、1日2回、連続7日間飲んでいただきます。
                        一次除菌の後、8週間が経過してから判定検査を行います。陰性であれば、除菌成功です。ここで治療は終了となります。
                        1次除菌での除菌成功率は、約90%です。
                    
 
                     
                二次除菌
                        一次除菌の判定検査で陽性であった場合には、二次除菌を行います。
                        抗菌薬の種類を変えて、再度同じように服用していただきます。
                        8週間が経過してから判定検査を行い、陰性であれば除菌成功です。除菌成功率は約95%ほどです。
                        二次除菌でも除菌に失敗した場合は、再度抗菌薬の種類を変えて、三次除菌を行います。三時除菌は自費診療となります。
                    
 
                    除菌後
除菌により胃がんの予防効果が認められていますが、長期経過において一定の確率で除菌後に胃がんが発見される方も少なくありません。
除菌後も胃がんの早期発見のため、年1回の胃カメラ(内視鏡)によるフォローアップが必要です。
 
                 
            料金
| 検査内容 | 3割負担(円) | 1割負担(円) | 備考 | 
|---|---|---|---|
| 胃カメラとピロリ菌の検査 | 7,000円~12,000円 | 3,000円~4,000円 | – | 
| ピロリ菌の検査のみ | 3,000円 | 1,000円 | 半年以内の胃カメラ検査でピロリ菌陽性診断の方のみ保険適用 | 
| 除菌治療+ピロリ菌の検査 | 6,000円 | 2,000円 | 半年以内の胃カメラ検査を受けた方のみ保険適用 | 
Q&A
Q. ピロリ菌を除菌しても、また感染しますか?
A. ピロリ菌の除菌に成功した場合、再感染の可能性は極めて低いとされています。
Q. ピロリ菌の除菌治療は保険適応が可能ですか?
平成25年2月22日よりヘリコバクターピロリ感染胃炎に対する除菌治療が保険適応となりました。
Q. ピロリ菌は自然治癒するの?
                    ピロリ菌に感染し、その後自然治癒するということはありません。
                    感染の可能性がある場合には、ピロリ菌検査を受け、陽性の場合には除菌治療を受けることをおすすめします。
                


 
 












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