ED(勃起不全)とは男性特有の勃起機能の低下によって起こる症状で、満足な性交を行えるだけの勃起が得られない状態をED(勃起不全)と診断されます。
ED(勃起不全)の治療には、ED治療薬を効果的に使用することで勃起力を高めたり、持続力をアップさせることで症状の改善が見込まれます。

バイアグラ(シルデナフィル)

世界で初めて認可されたED治療薬です。
錠剤タイプで、青いひし形の形状が特徴です。
1998年に米国ファイザー社から発売され、その翌年の1999年に勃起不全の医療用治療薬として日本で認可されました。
有効成分はシルデナフィルという物質です。
食事やアルコールの影響を受けやすいため、空腹時の服用を推奨します。
服用後、30分~1時間ほどで効果が現れはじめ、5時間ほど作用すると言われています。

\

レビトラ(バルデナフィル)

2003年にドイツのバイエル社が発売し、日本では2004年に認可されました。
錠剤の形状はオレンジ色をした丸形で、10mg錠になります。
後発のED治療薬で、バイアグラと同じ「シルデナフィル」が有効成分で、その含有量はバイアグラと同じなので、ほぼ同程度の効果が期待できます。
利点としては、食事の影響をバイアグラと比べると受けにくく、即効性が高いのも特徴です。
服用後20分ほどで効果を実感できるようになり、持続効果は4~5時間ほどです。
レビトラは、併用禁忌薬が多いので処方の際は院長に現在服用しているお薬をしっかりお伝えください。

\

シアリス(タダラフィル)

24時間の効果を持続 ウィークエンドピル
2003年に米国のイーライリリー社が販売、日本では2007年に認可されています。
シアリス(タダラフィル)は従来の勃起不全治療剤とは異なり、投与後24時間~36時間まで有効性が認められています。
また、食事の影響を受けにくいので従来のＥＤ治療薬にあった服用のタイミングを計るわずらわしさや効果が現れるまでの焦りから開放されます。
錠剤の形状は黄色い涙滴型で、5mg錠、10mg錠、20mg錠の3種類になります。
投与後36時間まで有効性が認められ、一度体内に吸収させてしまえば食事の影響を受ける心配もありません。
ただ即効性については、バイアグラやレビトラの方が高く、ゆるやかに効いてくるようになります。

\

1. 外来時間に診察
2. 院長から薬の受け取り(院内処方)→会計
3. 2回目以降は診察不要です。
窓口で「〇〇を〇錠希望」とお伝えください。すぐにご用意してお渡しします。
※現在服用中のお薬があれば、初回の診察を受ける際にお話しください。
ED治療薬には重複してはいけない薬がいくつかあります。
該当する場合は処方することができません。そのため、万全を期すためにもお薬手帳など投薬内容が分かるものをご持参ください。